(一社)豊明青年会議所

所信

人財育成委員会委員長 鈴木 孝宏

 (一社)豊明青年会議所が長きに亘る時を経て40周年を迎える2019年度に、人財育成委員会委員長という大役を仰せつかり大変身の引き締まる思いと共に、先輩諸兄、理事長をはじめ、メンバーの皆様には「感謝」の念に堪えません。多大な時間を費やす青年会議所活動において、私は、誰のために集まり、何のために行動しているかを常に考え、感謝の気持ちを忘れず行動する事が、未来の自分への力となり糧となると信じています。

私は、入会してから委員長を経験させて頂く中で、様々な事を学ばせていただきました。入会当初は、事業の重要性や委員長の言葉が自分事と捉える事が出来ずにいました。そして、入会歴の浅いメンバーが半数を占める現状の中、委員長を務めさせて頂き、事業の大切さを伝える事、青年会議所メンバーとしての意識変革の難しさを感じました。少しずつ意識変革ができ、魅力ある人財になりつつある現状ではありますが、さらに昇華させる必要があります。人財育成委員会委員長を務めさせて頂く中で、「意識変革」「魅力ある人財」という言葉を掲げてこの一年活動して参ります。

魅力ある人財とは、進んで人を助ける行動ができ、かつ、自らの個性により他者の心を惹きつけ他者を自発的に行動させる魅力を兼ね備えた人です。このような人財の育成をメンバー全員が一丸となって行う前提として、まずはお互いのことをより深く知る事で壁を無くし、メンバー同士が青年会議所活動に限らず、お互いの時間を共有したいと思える仲になる様な、人間関係を築き上げていくことでメンバー同士の結束を図っていきます。

そして、メンバーが己の利を追求するのではなく、人を思いやり、人の為に行動する人財へと成長するために、入会歴の浅い会員主導による斬新な発想で例会を開催し、自らが行動する大切さ、他者に手を差し伸べる事を学びます。

さらに、人を惹きつけ、魅力ある個性を開花させるために、個が持つポテンシャルを最大限まで高めた「カリスマ」と呼ばれる人に触れていただく事で、目に見えている物だけではなく、なぜこの人がカリスマと呼ばれ心を引き付けられるのか、支持されるのかを考え追求し、自らが持つカリスマ性を引き出すような例会にします。

また、青年会議所活動の意義やJAYCEEとしての自覚を芽生えさせるために、人財育成委員会メンバー全員に対し、全ての例会に出席する意義を伝え、メンバーとしての模範となるよう指導いたします。

メンバー全員が「人材」から「人財」へと変化することにより、さらに魅力ある(一社)豊明青年会議所として、まち、そして市民から求められる唯一無二の団体へと変貌させていきます。これらの責務と自覚を胸に掲げ、常に「感謝」の気持ちを抱きつつ、これからの時代に求められる(一社)豊明青年会議所にふさわしい人財育成を達成することを約束申し上げます。どうぞ一年間、宜しくお願い致します。