所信

第40代理事長 齋藤 史朗

「はじめに」
青年会議所は、「明るい豊かな社会」の実現を同じ理想とし、次代の担い手たる責任感をもった20歳から40歳までの指導者たらんとする青年の団体です。しかし、そんな団体と知って入会するメンバーは、ほとんどいません。入会理由は、様々ですが運動・活動に汗をかき、涙を流し真剣に取り組むことでかけがえのない仲間ができ、自分自身を高めることができるのです。しかし、自らが一歩を踏み出さなければ「ポジティブチェンジ」を創造することはできないのです。「できるかできないかではなく、やるかやらないか」なのです。ならば仲間とともに小さな一歩でもかまいません、失敗を恐れずに前に進みましょう、1mmでも心を動かすために。

「人財育成」
JCは、特定の政治・経済・宗教等の団体にかかわらず、全国の理想に燃える青年とともに、自らの汗を流して、実践・行動する団体です。さらに、常に社会に対して問題提起をし、創造的な情報を発信できる「新しい市民運動」として特徴づけることができます。そして、JC運動の目的は社会の開発と個人の開発つまり、「まちづくりとひとづくり」です。
まちづくりの大きな目的は、地域の自立化をはかることです。地域の自立化をはかることは自立的な人を育て増やしていくことであり、まちの中に一人でも多くの自立性の高い人を育てていくことが私たちJCの目指すひとづくりです。「まちづくりはひとづくり」というようにまずは、市民の意識をまちづくりへと参画していただけるようにしなければなりません。しかし、我々(一社)豊明青年会議所は、近年、メンバーの歴の浅さが浮き彫りとなり、青年会議所活動の意義すら不明瞭になっています。「市民意識変革団体」として自覚し、メンバー自身の自己成長が急務であり、「人材」から「人財」へと変わり、市民の心に火をつける集団へとしてまいります。

「会員拡大」
卒業制度のあるJCでは、5年ほどすればLOMの中核をなしているメンバーの大半が入れ替わる組織状態であると同時に現状のような推移を続けたとするとさらに会員数が減少することが予想されます。それ故に積極的な拡大と退会率の改善に努めていかなければJC運動そのものの縮小を余儀なくされます。地域からの期待に応え、明るい豊かな社会の実現を継続していくためにも会員拡大は、重要な課題であります。メンバー全員が個性を生かし、魅力溢れる運動を発信していけば、青年会議所活動に賛同する人が増え、青年会議所の存在意義が高まり、「入りたい」と思っていただける流れを構築し、そんな人を一人でも多く入会していただけるように私が先頭に立ち、覚悟をもって拡大に取り組んでまいります。

「時代にあったまちづくり」
青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を目指す「市民意識変革団体」であります。我々が先頭に立ち、市民を巻き込み、大きな波を起こすのです。そのきっかけをどれだけ市民に提供できるかが我々の使命なのです。そんな運動に賛同していただくには、まちの現状を把握し、行政や他団体と連携していかなければ独善的なものになってしまいます。市民のひとりでもいいのです、そのひとりの心を1mmでも動かすことができれば当事者意識が芽生え、市民のまちづくりへの参画意識が根付き、まちは、大きな花を咲かせます。「まちづくりはひとづくり」というように市民の意識を変え、時代にあったまちづくりを行ってまいります。

 「未来に輝く青少年育成」
現代の子どもたちを取り巻く環境は、急激に変化しております。そんな変化に対応できず、「不登校」「いじめ」「暴力行為」「児童虐待」などの言葉がメディアを飛び交い、それらのことが当たり前にあるのが現実です。学校教育だけでは限界があるのですが親の中には、学校が子どもを育てるものと考え、足りなければ塾に通わせるといった勉強ばかりに気を取られ、教養を学ぶ場がほとんどありません。教養とは、個人が社会と関わり、経験を積み、体系的な知識や知恵を獲得する過程で身に付けるものの見方、考え方、価値観の総体であり、すなわち人間としての生き方の根本であるのです。両親は、共働きで子育てを学校に任せ、地域との関係も希薄になり、隣に誰が住んでいるのかもわからないそんな世の中で誰が子どもたちに人間としての生き方を教えていくのでしょうか。現状の家庭環境を変えるのは大変です。ならば、地域の子どもたちは地域で育てるのです。そのきっかけを我々が作り、まちの宝である子どもたちを未来に輝けるよう取り組んでまいります。

「総務・渉外」
青年会議所の意思決定機関として総会があります。メンバーからいただいた会費の使い道を明確にし、そして、次年度の役員の選任という重要な会であることをメンバーに伝えてまいります。会議に関しても青年会議所という名の通り、会議にて協議、審議を重ね我々が行う例会、事業をより良いものとします。そのような会議を会の代表として理事会が行うのですが、メンバーにも内容が伝わるように透明化を図ってまいります。審議可決した議案をしっかりとメンバーに落としていきます。
広報活動も力を入れてまいります。対内広報においては、具体的に各月の理事会での決議事項、例会等での連絡事項等を周知徹底し、メンバーにしっかりスケジューリングの大切さを伝えてまいります。対外広報では、地域社会に対して青年会議所運動をより理解してもらえる手段として発信し、少しでも多くの市民に豊明青年会議所のファンになっていただけるようにしてまいります。

「感謝の心」
「感謝の気持ちを忘れてはならない。感謝の心があってはじめて物を大切にする気持ちも人に対する謙虚さも生きる喜びも生まれてくる」 (松下幸之助)
常に感謝の心をもって行動をすることが重要であります。我々の今があるのも関わってきたすべての人がいるからなのです。そういった人たちの支えがあることを忘れずに謙虚な気持ちで活動してまいります。
そして、40周年を迎える豊明青年会議所が脈々と受け継がれてきたのも敬愛する先輩諸兄が情熱を注いできたから今があるのです。その想いに感謝し、感謝の想いもしっかり伝えてまいります。「感謝の心は、自分を磨き、人を育てます」すべての人が感謝の心をもてば豊かな心は育めるのです。

「結びに」
我々、青年会議所メンバーは、様々な目的の下、入会し活動をしていることと思います。しかし、目指す先は同じでなければなりません。当たり前のことを当たり前に行い、できない理由を探すのではなく、どうやったらできるかを考え、常にJAYCEEとして、志を高く持ち、力を合わせ、英知と勇気と情熱を持って明るい豊かな社会を築き上げてまいります。
最後になりますが、創立40周年、第40代理事長として身に余る光栄と責任の重大さを痛感しております。先輩諸兄から脈々と受け継がれた想いを胸に次代へと受け継いでまいります。先輩諸兄のご指導ご鞭撻を賜りますとともに、会員諸兄と関係者各位の多大なるご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
一年間どうぞよろしくお願い致します。

【2019年度 基本方針】

・自立心を育む人財育成
・地域に根差した会員拡大
・未来に輝くひとづくり
・時代に即したLOM運営
・感謝の心を伝える40周年記念式典、記念事業の開催